すべてが本になる

日々の雑感、書評などを公開していきます。つまらない本などありません、つまらないと感じたならば、それは自分がその本の面白さを見つけられなかったのです。

精神科医の診断に思うこと

オレは無職の上に精神病だ。

病名は、躁鬱病。精神科に通院してもう5年になる。ちなみに躁鬱病に診断が変わったのはこの半年のことで、それ以前は統合失調症と診断され、薬も統合失調症を改善する薬だった。

 

おかしいとは思っていたのだ。

別にオレは幻覚を見るわけでは無いし、幻聴も無い。

気分の落ち込みがあって、突然頭の中に妄想(妄想との区別が付くので厳密には空想と呼ぶらしい)は生じるが、日常生活が送れないほどでは無かった。

だけど、精神科医が言うのだから、きっとそうなのだろうと思った。

このときのオレは権威というものが能力の証明だと思っていたのだ。

 

 

オレが通っているのは、漫画の原作もやっている某精神科医が院長を務める病院である。

はっきり言うとオレはこの医院は薬を出すだけに存在する病院であると思っている。

待合室は患者を収容しきれず、立って待っている患者も存在する。それは、医師が丁寧に患者の話を聞いているから、結果として混雑が発生するのでは無い。

診察時間は一分未満である。

変わりは無いですか? ないです では以上。

これで終わりである。

 

患者本人が、問題ないと言っているのだから、そりゃあ診察もすぐ終わって当然では無いか?

そう考えるのは健康な人間だ。恐らく精神病に通ったことなんて一度も無い人たちだろう。

オレたち精神病患者が自分の調子を具体的に言えると思っているのなら大間違いだ。

むしろそれがはっきりしないから苦しんでいるのである。

何が言いたいかと言えば、精神科医には医師から質問をして欲しいのだ。

勿論眠れない、不安がある。くらいは患者から言わなければ、病気のあたりもつけられないのでそれくらいは言うべきではあるが・・・。

だけど、そこからは医師の側から、ではこんな時はどう感じますか?こういうことも感じるのでは無いですか?と質問して欲しいのである。

そうして初めてその患者の病名が明らかになるのでは無いだろうか。

何故、それをせずに、全てを心の病気で苦しんでいる患者の自己申告に頼ろうとするのだろう。オレはこの5年間で、精神科医の存在価値を何度疑ったか分からないのである。

 

どうしてこんな事を書いたかというと、やっぱり統合失調症が誤診だと別の医師に言われたことがショックだったからだ。(その病院では精神保健福祉士との面談1時間、医師との面談1時間だった)

オレは四年間半も統合失調症だと思い込んで、無駄な薬を飲み、病識をつけるために本まで買って勉強してきた。

それはなんだったんだ?全部無駄?薬の副作用に苦しんだ四年間はなんだったのだろう。

 

四年間あったのだから、某メンタルクリニックが誤診に気がつける時間はいくらでもあったはずである。

だけど間違いを正せず、正すつもりもないのなら、「私の病院は話を真剣に聞くクリニックでございます」なんて看板は即刻下ろして欲しい。

 

某大手ISPにボーナスの返還を求められた話

オレは今は無職だが、新卒の頃は真面目に就活を行い、一応大手と呼ばれる某ISPに入社する事が出来た。

結果的にはわずか10ヶ月で鬱病によって退職することになるが、その際にボーナスの返還を”立替金”名目で返還させられたので、ここにその経緯を書いておきたい。

 

まずはオレの受けた理不尽な配属から話したいと思う。(しかし配属とは理不尽な物らしい)

その会社は自由な社風、高い技術力、ISPの老舗としてその筋では有名で、新卒であっても手を挙げればやりたいことをやらせてくれるという前評判であった。

事実、会長も仕事は自己実現である。

社会人によくある”やりたくない仕事”を嫌々やるのでは無く、”やりたい仕事”をやらせてもらえるという評判を聞いていた。

 

学生時代のオレは研究室で冷遇されていて、学会発表は行っていたが、誰からも見向きもされない研究をしていた。

だからその会社で今度こそ自分の専門って奴を持ってやり直そうと考えていた。

 

入社前の事前アンケートで配属先の希望項目があった、オレはアプリケーション及びネットワーク関連の部署を希望した。

ところでその会社は全国に支店・支社を持っている会社で、新卒の配属でも地方に飛ばされることはあった。しかし、内定者たちの噂では(今となってはこんな”噂”を真に受けるなんてどうかしてる)先述のアンケートを禄に書かない人間が飛ばされるのだ。と言われていた。

若干時系列が前後するが、このときの内定者は73名。オレを含む7名が地方に”飛ばされた”ので1割程度が地方配属だったことになる。

例年もその程度の割合らしい。

 

さて、アンケートも真面目に書き、IT知識テスト(名前忘れた)でも社会人の平均程度を出したオレは来年度も当然東京で働くだろうとその準備を進めていた。

内定者の9割が東京本社の配属になるのだ、ここで地方配属への準備をしろという方が無理な話・・・。

 

しかし、10月頃だっただろうか、人事から電話。配属のハナシかと電話に出ると、”九州支社への配属が決定しました”と断定される。

さっきの東京で働く準備・・・の記述と矛盾するようだが、オレは正直”あぁそうか。やっぱりな”と思った。

愚痴になってしまうがオレはこれまで何一つとして報われたことは無かった。

なので、今回もやはり希望は通らず、最悪のパターンに進むだろう・・・という予測はあったのである。

それでもやっと入った会社だ。そうですか。とオレはその話を受け入れた。

 

注※支社で働く方は否定する意味ではありません。支社の方は皆様高い技術力を持っているし、人間性も良い方ばかりでした。

しかし、新卒という立場から見れば、当然東京本社での配属を望んでいたということ。

 

さて研修が終わって配属されるわけだ。この会社では、本社には各分野の専門部署があるが、支社は専門を持たない。

”幅広く経験が積めるから数年後には同期を追い抜いている”らしいがそれならば全員地方に配属すればよろしい。

もっとも九州支社の人たちはいい人が多くて、上司に当たる方もフランクで、部下のことを気にかけてくれる素晴らしい方だった。

この点に関してはオレには不満は無い。

OJTの方も菩薩のように優しい方で、オレのように技術力0のオタクにも親身になってくださった。

九州支社でお世話になった方にはお礼のしようも無い。結果的に恩を仇で返すように退職してしまったことに関しては今でも自責の念を覚える。

 

さて、別に支社での生活に不満は無かったが、ここまで報われなかったという思いや仕事に全くついて行けないことへの申し訳なさからオレは鬱病になり、退職するわけだがそれは良いとして。

 

退職したらボーナスの返還を求められた。

そうようやくタイトルに行き着くのである。

オレが退職したのが1月末だったので冬ボーナスは既に支給されている。賞与は給与の二ヶ月分。

退職が決定して人事部と話していると、人事部はこんなことを言い出した。

”賞与に関しては先払いという形をとっているので返還してもらう必要がある”

え?why?なにそれ?どーゆーこと?ブラック企業か?

様々な言葉がオレの脳裏をよぎったが、このとき鬱が酷く、脳が焼けていたオレは、”はいわかりました”と返事をしてしまう。

数日後に届いた請求書(?)にはボーナスの返還額が”立替金”として書かれている。

額は大体40万くらいだっただろうか。

どーしよ。と思ったが、”傷病手当金”と言う、疾病によって退職した人間は、所定の手続きをすれば給与の三分の一だったかが振り込まれるらしい。計算すると、どうやらこれで”立替金”は完済できそうだ。

 

しかし、この傷病手当金の申請が罠。

”病院の初診日”と”医師が認めた療養期間”が傷病手当金の算出日数の原則となるわけだが、このとき既に九州から実家の新潟に引っ越していたオレは当然別の病院に通うことになるわけだ。

一回目の申請、約一ヶ月分は九州の医師に書いてもらえたので正常に支給される。

しかし、二回目の申請、もう一ヶ月分は、新潟に戻って病院を探し、その病院の予約が取れるまで、”自宅で療養していました”という話は通らないのである。

この対処の遅れはまったくオレの甘さだが、結果的に二回目の傷病手当金は3日分しか支給されない事になった。

会社の人事部は”九州の病院に書いてもらえば問題ない”と言う。

しかし、九州の病院は”実際に受診していないし、手当金の書類は診察を受けてもらえないと書けない”と言う。

おいおい、新潟から九州まで来いというのか。交通費いくらかかると思っているんだ。

 

オレは泣く泣く13万円程度の傷病手当金を断念した。

このときも、もしも九州に飛ばされずに本社配属だったら、手当金を受け取れたのに、とここまで来ても報われない自分を憎んだ。

最終的に祖父母にお金を借りて”立替金”を返済(?)した。

今回この記事を書いたのは、やっと落ち着いて職を探せるまでに回復して、おかしいんじゃないかと思ってのことである。

ちょっとググってみると、ボーナスの返還を求めるのは完全に違法、と言う人もいれば、社内規定に明記されていれば問題ない、と言う人もいる。

しかし、社内規定を全文提示されて、そこに同意したという記憶も無いし、やっぱりなんだか納得いかない話である。

オレはボーナスというのは、これまで働いた分+将来への動機付け、のためにあるものだと思っていたが、違うのだろうか。

退職するならボーナスを返せ、というのはボーナスが無いと生活出来ない人間は会社を辞めたくても辞めることが出来ないという事にならないだろうか?

 

やりたいことを無視した配属をしたあげく九州まで飛ばし、鬱になり(これはオレが悪い)退職時にはボーナスを返還させられる。

こういうこともあるので、新卒の皆様は内定後もしっかりとその会社のことを調査することをお勧めする。

少なくともオレの主観ではオレの初めての就職は大失敗だった。

前職の人事部には最後まで不誠実な対応をされたと思うし・・・だけど、それを規則として誠実に守っていただけと言うのなら、多分その規則って奴を見直す必要があるでしょう。

それは多分人事部の皆さんの仕事でもあるのではないだろうか。

 

長々と書いてしまった。こんなブログは誰も見ていないだろうが、少しだけすっきりした。

 

九州配属ってことで同期に馬鹿にされたり社宅の負担割合なんか高かったり、自分が報われない人間だと再確認させられたり、色々した。

だけどここまで他人に冷遇されてきたおかげで、”他人は人間だと思ってはいけない”ということが身にしみた。

恨み言で言っているのでは無く、オレの人生はそうなっているのだ。だから、自分の希望が通るように努力しなくてはいけない。

文句を言わずに”はい”と言ったのはオレなのだから。

闘わない人間に勝利は無いのだ。

 

とりあえず、無職を脱出して、絶対にメフィスト賞を取って人気作家になってやる。

他人に復讐するためでは無く、オレがそうしたいからそうするのである。

さて、小説の続きを書かないと・・・

 

 

トリックを考えるのは難しい

オレは作家志望なので、ミステリを書いている。

ミステリなんて21時からやっている二時間サスペンスというイメージしか無かったオレに、森博嗣の『すべてがFになる』という小説は衝撃だった。

密室ってどうせ抜け道があるんでしょ?

入り口から入らないような馬鹿でかい壁で別の入り口を覆ったんじゃねーの。

そんなイメージを完膚なきまでに叩きのめしてくれたのである。

中学時代から数学は赤点で、自分の名前も漢字で書けないようなFランク高校に通っていたオレが、将来は絶対理系大学院に行って研究者になってやる!と決意するほど、その小説は読んでいて興奮した。

※注:『すべてがFになる』の主人公は大学准教授という設定

 

偏差値は高くないが、それなりの歴史ある理系単科大学まで進み、修士課程まで進んだところで、自分に研究は向いていないことを悟って就職したオレだったが、森博嗣という男の衝撃は出会って10年経った今でも衰えず、どうしても作家になりたくて、今は無職をやりながら小説を書いているというわけだ。(職探しはしている)

 

目指すなら当然、メフィスト賞、年三回の選考があるし、なにしろ憧れの森博嗣を排出した賞なのだ。それに、この賞は”変わった”小説を選ぶことも多く、いわゆる”本格”よりも”エンタメ”を書きたいオレには打って付けの賞だと言える。

いくつかのメフィスト賞受賞作を読んで、この程度ならオレにも書けるね笑、と意気揚々と一太郎を購入し、プロットを考え出したオレだったが、さっそく壁にぶち当たる。

・・・トリックが思いつかない。

キャラクターは思いつくのだ。だから、トリックは後回しにしてとりあえず事件発生まで書いても、事件に至るまでの伏線、キャラクターの行動(これがアリバイになる)がまるっきり書けない。

 

Amazonの書評を見ると”トリックが陳腐”なんてコメントをよく見かける。

しかし、自分でやってみればわかるが、陳腐に見えるトリックでも、それを一連の事件とその解決として編み出すのは、緻密な計算が必要である。

そこまで描けたとしても、探偵は提示された手がかりから、犯人のトリックを暴かなくてはならない。

これが難しい。

作者は作品世界の神なので、トリックなんてわかりきっているが、それを読者にも分かる形で、そして簡単には犯人を見破られないように、ミスリードを含めて手かがりをばらまく必要があるのだ。

これも難しい!

手がかりを出そうとすると、あからさまだし、逆に手がかりを出さないと、探偵が突然解決を思いつく超能力者に見えてしまうのである。

 

どうやら作家への道は長く、そして険しいみたいだ。だけどあきらめるにはまだ早い。

森博嗣も言っていたじゃないか、”才能が無いなんて、100本書いてから言え”って。

だからとりあえず、あと98本。諦めないで頑張ってみようと思う。

 

何事も、自分で生み出してみると難しさが分かる物だなぁと身にしみる。

小説も音楽も詩もWebアプリケーションも、作り手はきっととても苦しんでいて、とても勉強しているのだろう。

 

とりあえず、毎日密室殺人トリックを考えて、職を探して生きている。

でもまずは職探し第一だよなぁ・・・。

AmazonEcsをRuby on Railsに組み込んだ

ふとミステリのデータベースサイトを作成しようと思い立ち、学生時代に研究で使用していたRuby on railsでアプリを作成しようと考えました。

 

以下のサイトを参考にとりあえずAmazonから書籍の画像とタイトルを取得することに成功しました。

 

qiita.com

 

私自身も工学部を出ただけのえせ理系であり、Qitaのような技術ブログに書かれたテキストは、基礎的な部分が省略されていることがほとんど。

そのため、ここでは、その省略されている部分と、私が詰まった部分を抽出して書いていきたいと思います。

 

まず、rails new によるプロジェクトの作成は良いでしょう。そのままターミナルに打ち込むだけ。

その後の、DBのバージョン変更ですが、これはプロジェクトのトップディレクトリにある、"Gemfile"を編集します。

その後、bundle installコマンドを入力。

 

  • routes.rb
  • プロジェクト名_controller.rb (books_controller.rb)

に関しては、作成されているはずなので、そのままコピペします。

  • プロジェクト名.rb (以下 book.rb)
  • search.html.erb
  • _book.list.html.erb
  • book_list.html.erb

こちらについては自動生成されないので、自分でファイルを作成します。

book.rbはmodelディレクトリに、~.html.erbはview内のプロジェクト名ディレクトリに作成。

 

続いて、amazonアソシエイトへの参加及びAPIアクセスキーの取得方法は参考サイトの通り。

 

ここで注意なのですが、この時点で、configディレクトリのapplication.rbに

require 'amazon/ecs'を入力します。

私はこれを入れることを失念していて、apiとの接続が出来ない旨のエラーを連発しました。

APIはなんでもそうですが、コンフィグファイルにrequireを書かないと動作しないのです。

後は参考サイトに従うだけです。

注意点としては、AmazonECSのシークレットキーはアクセスキーを生成した時にしか表示されないので、初期段階では作成されているアクセスキーだけでは、APIを使えないこと。

(注:参考サイトの作成時点では、アクセスキーに並んでシークレットキーが表示される仕様でした。)

 

出来上がった、書籍検索アプリはなんだか動作がもっさりしていますが、ググると対策が出ているようなのでこれから勉強します。

 

同じような部分で詰まっている方のお役に立てれば幸いです。

 

また、参考にさせていただいた記事の執筆者のtatsuki-m様。有力な情報を有り難うございました。

 

ところでこの記事に、エラーメッセージも付与できれば良かったのですが、メモを紛失。

こんなんだから似たようなエラーで躓くのですよねぇ。注意力という物を養いたいです。

 

 

参考書籍

 

たのしいRuby 第5版

たのしいRuby 第5版

 

 

Ruby on Rails 4 アプリケーションプログラミング

Ruby on Rails 4 アプリケーションプログラミング

 

 

参考サイト

qiita.com

qiita.com

openbook4.me

探偵が早すぎる~理想の探偵~

井上真偽が表題の小説を出版すると聞いたときから私の中に衝撃が走りました。

事件が起きる前に、事件を解決する、まさに完全無欠の名探偵では無いか。絶対発売日に買おうと、発売日を頭にインプットしてだらだらと過ごすこと約一ヶ月。その日はやってきました。

 

あらすじとしては、莫大な遺産を相続することとなった、主人公一華は、親族たちから汚い手口で命を狙われることになります。

この状況を解決するために、使用人の橋田は、あらゆる犯罪を未然に防ぐ探偵を招聘します。

 

まず、犯罪を未然に防ぐ探偵を使う理由がうまい。一華の状況では、犯罪が起こってしまってから解決したのでは何の意味も無い。

彼女自身が命を狙われているのだから当然です。殺されてから犯人を暴いても、遺族の慰めになるだけで、意味は無い。

 

そして、肝心の探偵です。

恐らく、ある程度犯罪が進行してから、そして、決定的なことが起こる前に事件を解決する探偵は、以前も存在したと思います。

しかし、この探偵は何もさせない。

犯人側が犯罪を”計画”した段階で全てのトリックを暴いてしまう。

しかもこの探偵、犯人側が使用するつもりだったトリックをそのまま返すのです。

取った異名が”トリック返し”。

本書を読めば分かりますが、犯人のミスは、ほんのわずかな綻び。普通に読んでいれば気がつかない部分から、探偵は完全な推理を行います。

 

久々に鳥肌の立つほどかっこいい推理を見ました。今回発売されたのは、上巻だけですが、下巻に向けてスピードアップしている展開なので、下巻も発売日に買うことになりそうです。

 

果たして一華は生き残れるのか、遺産の行く末は、そして探偵はどんな推理を繰り広げるのか。

エンタメとして最高品質の『探偵が早すぎる』、とてもわくわくさせてくれる作品なのでした。

探偵が早すぎる (上) (講談社タイガ)

探偵が早すぎる (上) (講談社タイガ)

 

 

 

ウイスキーとミステリ小説

私はウイスキーが好きです。

修士1年の頃に通い出した、高円寺のBarでその味を知って以来、自宅にも常にウイスキーを常備し、毎日寝酒として、そしてミステリーを読む肴として、常飲してまいりました。

 

ところでタイトルは失念しましたが、ある作家のミステリでは、探偵が頻繁にブランデーを飲んでいたことを覚えています。

ブランデーを飲むと頭が冴える、精神が落ち着く、といったことが書かれていたように思いますが、現実にはそんなことは無く、気分が高揚し、思考力が無くなるだけであります。

 

ともあれ、今回の記事はウイスキーの紹介です。

その思い出とは無関係に、なんだかウイスキーとミステリ小説というのは相性が良いように思います。

知的遊戯でもあるミステリーを酒に酔った状態で読むのは、なんだか間違いであるかのように思えますが、しかし、探偵のロジックや犯人の謀略を、普段より高揚した気分で読むのは、高級な遊びのように思えるのです。

例え住んでいるのが、六畳一間の狭い我が家でも、ウイスキーとチョコレート等の簡単なつまみ、手元にミステリーがあれば、高等遊民になった錯覚を覚えます。

 

ウイスキーで気分が高揚すると、論理的に穴があるロジックでも、なるほどそう来たか!と膝を打ってしまうゆるさ。

無茶な動機もトリックも全てが許せてしまう。それが、酔っ払いながらミステリーを読むことの醍醐味かもしれません。

 

ようやくですが、私の個人的な美味しいウイスキーの紹介です。

もしも、以下のウイスキーを飲んでミステリが楽しくなれば幸いですし、酔いつぶれてしまってもそれも一興。

 

ジェムソン 700ml

ジェムソン 700ml

 

まずは、アイリッシュウイスキーの名酒、ジェムソンです。

すっきりとした口当たりと、加水すれば香りもほとんど無くなり、ウイスキーの苦手な方でも楽しめるでしょう。

スーパーでも買えるほど有名なお酒なので、教養として知っておいても間違いありません。

 

続いてスコッチ。

これも有名ですね。ジェムソンほどすっきりとはしていませんが、ウイスキーらしい香りがして、雰囲気を楽しみたい人にはお勧めです。

一本1000円程度で買える、コスパの良さも素晴らしい。

注ぎ口がポーラーから変更されてしまったのは個人的に残念ですが、変わらない味には安心感を覚えます。

 

ウイスキーは飲まなくても、これだけは知っている方も多いはず。

世界で一番売れているウイスキーグレンフィディックです。

 洋なしの風味がするので、女性にも人気があるようです。普段は水割りで飲む、私ですが、このグレンフィディックだけは香りを楽しみたいので、ロックで飲みます。

若干お高めですが、ウイスキーの楽しさを知りたいなら買って損はありません。

ミステリーを楽しみながら飲むのにも、最も適していると言えるでしょう。

 

シングルモルトロールスロイスとして名高い、マッカランです。

茶の味がかすかにするのが特徴でしょうか。

この容量で、5000円ほどするので、滅多に買えませんが、値段相応の味と香りは保証します。

色が他のウイスキーに比べて、非常に濃い茶色をしているため、見た目でも違いが分かると思います。

特にマッカランは、チョコレートをつまみにすると、とても相性が良い。中々にオシャレなウイスキーです。

 

ある程度年齢の高い方には、懐かしいと思います。

サントリーのオールドです。昔はRedかオールドか、という選択肢しか無かったという噂も聞きますが、本当でしょうか。私は20代なので、そのあたりの事情は分かりませんが、その名の通り古いお酒のようです。

アルコールと言った感じの、きつめの味と香り。ほのかにバニラ風味です。このお酒をのみこなせば、年上の彼女とうまくいきそうです。

 

ピート(泥炭)が効いているという味の表現が、ウイスキーにはあります。

炭のようなにおいのすることを言うのですが、こちらのボウモアは非常にピートがきつい。このピートが好きな人と嫌いな人がいるのですが、私は個人的に苦手です。

それでもピートとは何か、を実践するためには有効な一本。お試しください。

 

村上春樹の著した名作、1Q84に登場する、あのカティサークです。

甘くて、さわやかな風味が特徴です。これをソーダ割りにして飲めば、暑い夏には最高なのです。

村上春樹の効果もあるかもしれませんが、ミステリを読むには最適であります。

瓶のデザインも風味も爽やか。おまけに値段も安い、素晴らしいお酒。

ただしあまりお店で見かけません。リカーショップに行かないと買えないかも。

 

サントリー ウイスキー 角瓶 700ml

サントリー ウイスキー 角瓶 700ml

 

見れば分かります。角です。深夜にウイスキーが無くなったら、コンビニに買いに行きましょう。

 

最後にこの一本。ジャパニーズウイスキーでございます。

日本人らしい、繊細な味わいが特徴。 個人的な見解ですが、梅のイメージのある味わいです。(梅の味はしないのですが)

こちらも炭酸割りにすると爽やかですよね。高級ですが、飲んでもそれほど酔っ払いません。翌日も爽やかな目覚めが味わえる気がします。

ミントの葉を入れると、爽やかさ三倍です。公式でも推奨している飲み方ですので、お試しあれ。

 

なんだか無限に紹介できてしまいそうですが、このあたりでストップしておきます。

ウイスキーはその製法や歴史まで、とても奥が深く、味わっても知っても楽しめるお酒であります。

ミステリー小説は、人生に彩りを与えてくれますが、ウイスキーもまた、面白いことがあるぞ、と教えてくれるようでありました。

色々と禁欲を強いてくる世の中になっていくようですが、節度を守って楽しみを増やしていきたい物です。

 

 

 

 

 

 

 

Testestoron~筋トレで人生に革命を~

私は今、本気で筋肉質な体・・・いわゆるマッチョになろうとしています。

 

そうです。今Twitterで話題沸騰のマッチョにして外資系社長、元総合格闘家トリリンガルというハイスペック男Testosteronの著書に影響されたのです。

 

 

筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

 

 

筋トレライフバランス マッチョ社長が教える完全無欠の時間管理術

筋トレライフバランス マッチョ社長が教える完全無欠の時間管理術

 

 

この本は筋トレの方法を教える本ではありません。

筋トレによって人生は変わるのである、ということを教えてくれる自己啓発本なのです。

 

著者いわく、人に裏切られても、仕事で失敗しても、変わらない物がある・・・それはダンベルの重さとお前の鍛え上げられた肉体である。

生きていればあらゆる物事は変化していって、なんだか掴み所が無くって、不安な気持ちになることもあります。

しかし、筋肉は違います。

今まで自分がトレーニングで積み上げてきた肉体は、決して裏切らないし変わらないのです。

 

この違いは、仕事は勿論、友人関係や恋人関係が、全て評価が他人に依存する事に対して、筋トレは(勉強も?)全て自分の頑張り次第で評価されることにあるでしょう。

仕事で疲れたときも、悩めるときも、それでもと立ち上がってトレーニングを行ってきた結果は、自分の肉体に必ずついてくるのであります。

それでも、もしかしたら、 どうしてもうまくいこともあるとは思います。

しかし、そのつらい部分を乗り越えて、努力していけば、必ず素晴らしい肉体は手に入れられる。

これこそが、成功体験となり、人生のあらゆる物事へ応用できるのです。

 

まさしく、筋トレこそが最強のソリューションであるという力強い言葉を、著者は書いているのです。

それでは嫌なことも不安なことも、プロテインと一緒に飲み込んで、今日も頑張っていきたいと思います。