すべてが本になる

日々の雑感、書評などを公開していきます。つまらない本などありません、つまらないと感じたならば、それは自分がその本の面白さを見つけられなかったのです。

ウイスキーとミステリ小説

私はウイスキーが好きです。

修士1年の頃に通い出した、高円寺のBarでその味を知って以来、自宅にも常にウイスキーを常備し、毎日寝酒として、そしてミステリーを読む肴として、常飲してまいりました。

 

ところでタイトルは失念しましたが、ある作家のミステリでは、探偵が頻繁にブランデーを飲んでいたことを覚えています。

ブランデーを飲むと頭が冴える、精神が落ち着く、といったことが書かれていたように思いますが、現実にはそんなことは無く、気分が高揚し、思考力が無くなるだけであります。

 

ともあれ、今回の記事はウイスキーの紹介です。

その思い出とは無関係に、なんだかウイスキーとミステリ小説というのは相性が良いように思います。

知的遊戯でもあるミステリーを酒に酔った状態で読むのは、なんだか間違いであるかのように思えますが、しかし、探偵のロジックや犯人の謀略を、普段より高揚した気分で読むのは、高級な遊びのように思えるのです。

例え住んでいるのが、六畳一間の狭い我が家でも、ウイスキーとチョコレート等の簡単なつまみ、手元にミステリーがあれば、高等遊民になった錯覚を覚えます。

 

ウイスキーで気分が高揚すると、論理的に穴があるロジックでも、なるほどそう来たか!と膝を打ってしまうゆるさ。

無茶な動機もトリックも全てが許せてしまう。それが、酔っ払いながらミステリーを読むことの醍醐味かもしれません。

 

ようやくですが、私の個人的な美味しいウイスキーの紹介です。

もしも、以下のウイスキーを飲んでミステリが楽しくなれば幸いですし、酔いつぶれてしまってもそれも一興。

 

ジェムソン 700ml

ジェムソン 700ml

 

まずは、アイリッシュウイスキーの名酒、ジェムソンです。

すっきりとした口当たりと、加水すれば香りもほとんど無くなり、ウイスキーの苦手な方でも楽しめるでしょう。

スーパーでも買えるほど有名なお酒なので、教養として知っておいても間違いありません。

 

続いてスコッチ。

これも有名ですね。ジェムソンほどすっきりとはしていませんが、ウイスキーらしい香りがして、雰囲気を楽しみたい人にはお勧めです。

一本1000円程度で買える、コスパの良さも素晴らしい。

注ぎ口がポーラーから変更されてしまったのは個人的に残念ですが、変わらない味には安心感を覚えます。

 

ウイスキーは飲まなくても、これだけは知っている方も多いはず。

世界で一番売れているウイスキーグレンフィディックです。

 洋なしの風味がするので、女性にも人気があるようです。普段は水割りで飲む、私ですが、このグレンフィディックだけは香りを楽しみたいので、ロックで飲みます。

若干お高めですが、ウイスキーの楽しさを知りたいなら買って損はありません。

ミステリーを楽しみながら飲むのにも、最も適していると言えるでしょう。

 

シングルモルトロールスロイスとして名高い、マッカランです。

茶の味がかすかにするのが特徴でしょうか。

この容量で、5000円ほどするので、滅多に買えませんが、値段相応の味と香りは保証します。

色が他のウイスキーに比べて、非常に濃い茶色をしているため、見た目でも違いが分かると思います。

特にマッカランは、チョコレートをつまみにすると、とても相性が良い。中々にオシャレなウイスキーです。

 

ある程度年齢の高い方には、懐かしいと思います。

サントリーのオールドです。昔はRedかオールドか、という選択肢しか無かったという噂も聞きますが、本当でしょうか。私は20代なので、そのあたりの事情は分かりませんが、その名の通り古いお酒のようです。

アルコールと言った感じの、きつめの味と香り。ほのかにバニラ風味です。このお酒をのみこなせば、年上の彼女とうまくいきそうです。

 

ピート(泥炭)が効いているという味の表現が、ウイスキーにはあります。

炭のようなにおいのすることを言うのですが、こちらのボウモアは非常にピートがきつい。このピートが好きな人と嫌いな人がいるのですが、私は個人的に苦手です。

それでもピートとは何か、を実践するためには有効な一本。お試しください。

 

村上春樹の著した名作、1Q84に登場する、あのカティサークです。

甘くて、さわやかな風味が特徴です。これをソーダ割りにして飲めば、暑い夏には最高なのです。

村上春樹の効果もあるかもしれませんが、ミステリを読むには最適であります。

瓶のデザインも風味も爽やか。おまけに値段も安い、素晴らしいお酒。

ただしあまりお店で見かけません。リカーショップに行かないと買えないかも。

 

サントリー ウイスキー 角瓶 700ml

サントリー ウイスキー 角瓶 700ml

 

見れば分かります。角です。深夜にウイスキーが無くなったら、コンビニに買いに行きましょう。

 

最後にこの一本。ジャパニーズウイスキーでございます。

日本人らしい、繊細な味わいが特徴。 個人的な見解ですが、梅のイメージのある味わいです。(梅の味はしないのですが)

こちらも炭酸割りにすると爽やかですよね。高級ですが、飲んでもそれほど酔っ払いません。翌日も爽やかな目覚めが味わえる気がします。

ミントの葉を入れると、爽やかさ三倍です。公式でも推奨している飲み方ですので、お試しあれ。

 

なんだか無限に紹介できてしまいそうですが、このあたりでストップしておきます。

ウイスキーはその製法や歴史まで、とても奥が深く、味わっても知っても楽しめるお酒であります。

ミステリー小説は、人生に彩りを与えてくれますが、ウイスキーもまた、面白いことがあるぞ、と教えてくれるようでありました。

色々と禁欲を強いてくる世の中になっていくようですが、節度を守って楽しみを増やしていきたい物です。